新型コロナウイルス対策として国が支給する１人１０万円の「定額給付金」のオンライン申請を巡って、自治体の窓口には１２日も多くの人が訪れています。

東京の練馬区役所では、定額給付金のオンライン申請に必要なマイナンバーカードの手続きなどを行う窓口に、１２日午後２時半までに２４０人の区民が訪れました。１１日は２９８人の区民が訪れたほか、全国的にもオンライン申請を管理するサーバーにアクセスが集中したため、午前中で受け付けが終了していました。

申請に来た人「昨日実は１１時に来たんですけど、受け付けが終了してたので今日もまた来ました」

練馬区区民事務所担当課・岡村大輔課長「（先週は）最繁忙期のお客様よりも大幅に超えるお客様がいらっしゃって、その８割くらいがマイナンバーカードの手続きでいらっしゃったような形」

１人１０万円の国の定額給付金のオンライン申請には、「マイナンバーカード」が必要となりますが、カードの暗証番号を忘れたり、入力を連続して間違えた場合には再設定の手続きが必要です。

練馬区役所では、午後５時まで申請を受け付けていますが、密集を避けるためにも、マイナンバーカードが必要ない、郵送での給付金の申請を推奨しているということです。