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北朝鮮に“新ミサイル施設”「完成間近」か

2020年5月6日 12:31

アメリカの研究機関は5日、北朝鮮・平壌の空港近くにある弾道ミサイル開発に関連するとみられる新たな施設の衛星写真を公開しました。「完成間近」だとしています。

政策研究機関「CSIS」によりますと、平壌国際空港の南西では弾道ミサイル関連とみられる新たな施設の建設が進んでいて、ICBM=大陸間弾道ミサイルを収容可能な大きさの建物に加え、列車のターミナルや線路も設置されているとしています。

CSISは、この施設が弾道ミサイルの組み立てや移動式発射台のメンテナンスなどに使われる可能性があると指摘。早ければ今年後半に完成し、運用の準備が整うとの見方を示しています。

さらに、大規模な地下施設も併設され、ここにも弾道ミサイルや発射台などを収容できる空間があると分析しています。