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武漢研究所から流出の可能性「極めて低い」

2020年5月6日 12:24

アメリカなど5か国の情報機関のネットワーク「ファイブアイズ」が、新型コロナウイルスが中国・武漢市の研究所から流出した可能性を「極めて低い」とみているとアメリカメディアが報じました。

CNNは、外交当局者の話として、アメリカやイギリスなどが機密情報を共有する枠組み「ファイブアイズ」では、ウイルスが武漢市の研究所から流出した可能性は「極めて低い」と分析し、武漢市の市場が発生源との認識が広がっていると報じています。

ただ、ウイルスがどのように市場に持ち込まれたかは分からないとしています。

研究所からの流出説をめぐっては、アメリカのポンペオ国務長官が「かなりの量の証拠がある」と述べたほか、トランプ大統領も証拠を「見た」としています。

現地メディアは、トランプ政権が「研究所流出説」の証拠を見つけるよう「情報機関に圧力をかけている」と伝えるなど、政権高官と情報機関の間の温度差も指摘されています。