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経団連 連休明けに“9月入学”議論を開始

2020年5月1日 23:22

新型コロナウイルスの影響で休校が長引き、「9月入学」について政府でも検討が進む中、経団連が、大型連休明けに9月入学の推進に向けて議論を開始することがわかりました。

経団連では、かねてより、グローバル人材の育成や受け入れなどの観点から9月入学の導入を提言してきました。ただ、大学の入学時期を変えるには、企業の採用時期や国家試験の日程など社会全体で変わらなければ支障が出ることが課題となっています。

一方で、大企業ではすでに4月一括採用以外にも、9月や通年での採用を取り入れる動きが進んでいて、経団連ではグローバルスタンダードに合わせるために入社時期の多様化が必要だとしています。

経団連は、大型連休明けに経営者と大学の代表者らからなる協議会で、9月入学導入の実現や課題について議論していく方向です。