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休業要請応じないパチンコ店 福岡県が公表

2020年4月29日 23:17
休業要請応じないパチンコ店 福岡県が公表

福岡県は休業要請に応じないパチンコ店6店舗について、29日、店名の公表に踏み切りました。

福岡県・小川知事「県内6施設が営業続けている。それを担当職員が確認できたので、法律に基づく要請を行った」

福岡県は29日、6つの店舗が休業要請に応じず営業を続けているため、午後5時に特措法に基づき店舗名を県のホームページで公表しました。

公表された福岡市内のパチンコ店では、29日午前10時の開店とともに、100人以上の客が店内に入りました。

店を訪れた客によりますと、店内では利用できるパチンコ台を1台おきに制限していたということです。ガラス越しには台を待つ客が何人も並んでいる姿が見られました。

県は、今後もパチンコ店が休業に応じない場合、特措法に基づき、より強い休業の「指示」を出すことができますが、小川知事は「まずは要請に対する対応をみていく必要がある」として、明言を避けました。

福岡県・小川知事「なんとか(休業に)協力してもらうよう、努力を続けていくことが大事だと思う。(休業指示は)その上で」

県は、今後新たにパチンコ店の営業が確認された場合には、今回と同様の措置をとるとしています。