長崎港のクルーズ船 43人の感染確認
新型コロナウイルスのクラスターが発生している三菱重工業 長崎造船所の香焼工場に停泊中のクルーズ船で新たに43人の感染者が確認されました。
新型コロナウイルスへの感染が新たに確認されたのは三菱重工業 長崎造船所の香焼工場に停泊しているクルーズ船「コスタ・アトランチカ」の乗組員43人です。重症者は確認されていません。
これで感染者はクルーズ船で91人、長崎県内で108人と100人を超えました。
クルーズ船の乗組員は623人。日本人の通訳が1人でそのほかは外国籍です。
県はすべての乗組員を対象に検査を行っていて、これまでに335人を終えていますが今後も感染者が増える可能性を示しています。
一方、加藤厚生労働大臣は香焼工場に停泊する別のクルーズ船2隻の乗組員の検査をする予定はなく、早期の出港に向けて調整すると述べました。