東京都内で２３日、新たに１３４人が新型コロナウイルスへの感染が確認されたことが分かりました。そして新型コロナウイルスの感染拡大で、外出の自粛要請をしている中、一部のスーパーなどで混雑が続いていることについて、東京都は、混雑緩和のため、買い物の回数を３日に１回程度に控えることなどを求める方針を固めました。

東京都では、外出自粛の要請後も都内の一部スーパーなどで混雑が続いていることから、このあと、小池知事が会見を行い、都独自のルールを発表します。

都の対策案では、スーパーなどでいわゆる「３密」の状態を減らすため、都民に対して、買い物を３日に１回程度に減らすことや、事業者には、高齢者や妊婦などの専用の買い物時間の設定のほか、買い物カゴの数を減らすことで、入店の抑制を行うよう求める方針であることが分かりました。

一方、休日に家族連れで混雑している都立の公園については、駐車場と遊具が置いてある広場の閉鎖や高尾山のケーブルカーの運休、奥多摩周遊道路の駐車場の閉鎖などを決定する見通しです。

また、都内の企業に対しては、今月２５日から来月６日までは、社員に連続休暇を取得させるよう、要請する考えです。