自民党の世耕参院幹事長は会見で、新型コロナウイルスの影響で企業が従業員を休ませた場合に国が支給する助成金について、１人１日あたり最大８３３０円の上限を引き上げるべきとの考えを示しました。

世耕参院幹事長「休業させていても給与の１００％補償している人たちがいるわけです。１日８３３０円・時給１０００円相当、これではとてもカバーできない。そういう意味で大幅な引き上げの決断が必要」

世耕参院幹事長は東日本大震災の際、雇用調整助成金の上限が一部の業種で１２０００円に引き上げられたことを例に挙げ、今回は全ての業種を対象に上限を１２０００円を超える水準に引き上げるべきだと主張しました。

また、「小売店や飲食店が家賃を支払えない状況になっている」と指摘し、「家賃を免除する施策をとる必要がある」と述べました。