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厚労省“PCR検査センター”新設求める

2020年4月16日 22:17
厚労省“PCR検査センター”新設求める

厚生労働省は、新型コロナウイルスの感染を調べるPCR検査の態勢を強化するため、地域の医師会が運営する「検査センター」を必要に応じて新たに作るよう都道府県などに求めました。

こちらは、新たに公開された東京都の健康安全研究センターでのPCR検査の様子です。東京都では都内31か所の保健所で採取された検体について、このセンターで1日最大340人分のウイルス検査を行ってきました。

厚労省は国内でのPCR検査の態勢を強化するため、こうした保健所を通じた検査の仕組みに加え都道府県などに対し、必要と判断した場合は、地域の医師会などが運営する「検査センター」を新たに設置するよう通知しました。

ただし、住民の殺到を避けるため、症状がある人は、まずかかりつけ医などに相談し、その医師の紹介で、「検査センター」を訪ねる仕組みが想定されています。

都内では東京都医師会が独自に「PCR検査センター」を11、2か所設置する準備を進めていて早ければ今週末にも運用が開始されることになっています。