露モスクワ 外出にQRコード原則義務化へ
ロシアのモスクワでは、新型コロナウイルスの感染拡大をうけ、外出禁止措置が強化されることになり、外出の際には原則、事前にQRコードを入手することが義務づけられることになりました。
QRコードは電子通行証に表示されるもので、13日から始まった申し込みでは、スマホやパソコンを使って、外出の理由のほか、電話番号、年金番号といった個人情報など必要な情報を登録します。外出時にQRコードのある通行証がなければ、罰金を科せられる可能性があるということです。
新型コロナウイルスのロシアでの感染者数は1万8000人を超え、そのうち約6割がモスクワ市に集中しています。事態を重くみたモスクワ市が外出禁止措置の強化に踏み切った形で、QRコードの携帯は15日から原則義務化されます。