医療現場で専用のマスクが不足する中、経団連は、複数の企業からあわせて２万枚を超える高性能マスクの提供の申し出があったことを明らかにしました。

「２万枚を超える数のマスクが手元に届きつつありますので、配布がモタモタしたんではどうしようもないので、即、医師会にお届けするとか（検討している）」ー経団連の中西会長は西村経済再生担当相とのウェブ会議でこのように述べ、高性能マスク２万枚以上を医療現場に提供できる見込みであることを明らかにしました。

医療現場ではウイルス感染を防ぐための専用のマスクが不足していることから、経団連は企業に対して医療用途に使える高性能マスクを在庫などから拠出できないか呼びかけていました。

一方、経済同友会の櫻田代表幹事も全国の同友会組織を通じて医療用ガウンや防護服の縫製に協力できる企業を募っていることを明らかにしました。

医療用ガウンも医療現場以外で必要な防護服も不足していて、生産する施設や人員が必要となっています。