新型コロナウイルスによる外出制限が続くスペインで、トライアスロンの金メダリストが自宅で行ったある挑戦が話題になっています。

流れるプールで泳いでいるのは、北京オリンピックの男子トライアスロン金メダリスト、ヤン・フロデノ選手。新型コロナウイルスの影響で、外出が制限されたことを受け、３．８６キロ相当の水泳を手始めに、自宅でトライアスロンに挑みました。

その様子はライブ配信され、トレーニングバイクで１８０キロ、最後にランニングマシンで４２．２キロを合計およそ８時間半で完走しました。

フロデノ選手はこの挑戦を通して新型コロナウイルスと戦う健康管理団体を支援する寄付金を呼びかけていて、ロイター通信によりますと、日本円でおよそ２３７０万円が集まったということです。

フロデノ選手は「おかしな期間が続くと、おかしなアイデアが頭に浮かぶ。実現させてくれた人々と寄付金に感謝します」と話しています。