新型コロナウイルスの感染が再び拡大していることを受けて、北海道と札幌市は共同で事実上の２度目の緊急事態宣言を出しました。

北海道では１２日も１２人の新型コロナウイルスの感染が判明するなど５日連続で２ケタの患者が確認されています。

こうした事態を受けて北海道の鈴木知事と札幌市の秋元市長は１２日午後、緊急会談を行い「北海道・札幌市緊急共同宣言」を発表しました。これは事実上の緊急事態を宣言した形で、道内での独自の緊急事態宣言は２月２８日に続いて２度目です。

宣言の中では、不要不急の往来を控えるよう呼びかけるとともに接待を伴う飲食の自粛や、１４日から来月６日までの小中学校、高校の臨時休校などが盛り込まれています。