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アップルとグーグル連携 “濃厚接触”通知

2020年4月11日 17:41

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、アメリカのIT大手、アップルとグーグルが異例の連携です。両社は10日、感染者と接触した可能性があることをスマートフォンで知らせる技術を共同開発すると発表しました。

両社の発表によりますと、この技術の利用者らの間で感染が確認された場合、感染者が情報提供に同意すると、過去2週間にさかのぼって接触した可能性がある人のスマホに通知されます。近距離のスマホ同士が無線通信をすることで、接触したかどうかの情報を収集する仕組みで、今後、数か月でスマホ本体のシステムに組み込むということです。

両社は、「日常生活に戻ることができるようテクノロジーの力を役立てたい」とコメントしています。

一方、プライバシーをめぐる課題については、利用者の同意を前提としていて、個人情報や位置情報を収集しないとしています。