東京都 一日として最多144人の感染確認
新型コロナウイルスの感染拡大防止のための「緊急事態宣言」が出た東京都では、一日で確認された数としては最も多い144人の感染が確認されました。
新たに感染が確認されたのは、10代から90代までの男女144人です。一日で確認された感染者の数としては最も多くなりました。
このうち95人は、今のところ感染経路が不明ですが、およそ1割は、夜の繁華街でのクラスターと関係する可能性があるということです。
感染経路不明の人が増えている実情について都の担当者は、「予断をゆるさない状況だ」と危機感を示しています。
一方、144人のうち24人は、大規模な院内感染が起きた台東区にある永寿総合病院の患者と職員などで、このほかにも、都立多摩総合医療センターの女性看護師や中野江古田病院の関係者の感染も確認されました。
また、これまでに感染が判明していた70代から90代の男女4人が新たに死亡し、このうち3人は永寿総合病院の入院患者でした。
都内の感染者は1338人となり、このうち死亡した人は35人になりました。