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新型コロナ便乗の犯罪が増加 金融庁が注意

2020年4月7日 18:28

新型コロナウイルスの感染拡大に便乗した犯罪が増えているとして、金融庁が注意を呼びかけています。

金融庁によりますと、電話やメール、ショートメッセージやソーシャル・ネットワーキング・サービス、ウェブサイトなどで新型コロナウイルスの感染拡大に乗じた犯罪が横行しているということです。

例として、労働局の職員をかたって「新型コロナウイルス対策で助成金が出る。マスクも送付する。手続きのために口座を登録してほしい」などと電話をかけ、ATMに誘導して金を振り込ませようとしたり、「マスクを無料送付する」「マスクが買える」などといってニセのサイトに誘導して口座番号やクレジットカードの番号などをだまし取ろうとしたりする事例が確認されているということです。

また、「コロナでお困りの方へ」などとうたって違法な業者が法外な利息をつけて貸し付けを行っている例もあるということで、不審な事例を見つけたら最寄りの警察署や金融庁に情報提供や相談をしてほしいと呼びかけています。