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軽症者などの“療養マニュアル”発表へ

2020年4月2日 19:52
軽症者などの“療養マニュアル”発表へ

新型コロナウイルスの感染者で、軽症や無症状の人をホテルなどでの療養に切り替える場合、食事の提供方法などを記したマニュアルを2日にも、厚生労働省が発表することがわかりました。

現在、感染者は、軽症や症状がない場合も入院することになっています。しかし、感染者が増えた場合、重症者に病床を優先するため、軽症者などは自宅やホテルなどで療養するよう、都道府県ごとに方針を切り替えます。厚労省は、こうした軽症者などの療養の際の具体策を書いた自治体向けのマニュアルを、2日にも発表します。

内容としては、自治体がホテルごと療養の場所として借り上げる場合、医師らが常駐することや、食事を各部屋の前に置くことなどが記されています。また、PCR検査で2回陰性になるまで退院できませんが、療養の場合、この基準を緩和します。