新型コロナウイルスの感染状況などを分析する政府の専門家会議が、行われています。軽症の場合は、自宅で療養することや学校の再開をめぐる議論が行われているとみられます。

加藤厚労相「感染取り巻く環境は大きく変化している。厳しさを増していると思っている。」

１日午後２時から行われている政府の専門家会議では、新型コロナウイルスの感染者が急増している東京都の状況などを踏まえ、新学期を迎える学校の再開について判断する目安について議論しているとみられます。

また、医療体制については、今後、患者が増加した場合、必要な医療が提供できない「医療崩壊」を防ぐため、現在入院が必須となっている軽症の患者を自宅での療養に切り替える方針や指定された医療機関だけではなく、全ての医療機関で医師の判断で検査できる態勢を整えることなども検討されているとみられます。