これまで、患者や看護師７人に新型コロナウイルスへの感染が確認されている東京・新宿区の慶応義塾大学病院で、新たに研修医１人の感染が確認されていたことがわかりました。

慶応義塾大学病院によりますと、先月３１日、新たに感染が確認されたのは病院に勤務する研修医です。症状はなく、現在、隔離措置がとられているということです。

慶応病院では先月２６日以降、台東区の永寿総合病院からの患者を含め７人の感染が確認されています。

７人については同じ病室の患者や担当の看護師などで、院内感染とみられていますが、研修医の感染経路は不明で現在、確認を進めているということです。

慶応病院では２８日から外来診療の初診受付を停止するとともに、先月３１日から救急診療も停止しています。

また、１日から外部の病院へ赴任する予定だった医師などに対しては、他の病院で診療に携わらないよう指示をしているということです。