新型コロナウイルスの感染者が急増しているアメリカでは、店舗に盗難対策を施すなど、治安悪化に備えた動きが広がっています。

不要不急の外出が禁止されているカリフォルニア州のビバリーヒルズでは、一時休業中の店舗が歩道に面する部分を板で覆う動きが出始めています。感染拡大により、営業再開の見通しが立たない中、「盗難防止のためのセキュリティー強化だ」としています。

一方、現地メディアによりますと、アメリカの各地で銃の売り上げが急激に伸びているということです。強盗への備えなどが理由とみられていて、物資不足が続く中、治安悪化への懸念が広がっています。