新型コロナウイルスの感染拡大が続くアメリカ・ニューヨークで、公園の中に臨時の野営病院が設営されました。海軍の病院船も到着するなど、「医療崩壊」を防ぐ手立てが次々と講じられています。

ニューヨーク・マンハッタンにあるセントラルパークでは３０日、臨時の野営病院の設営が進められました。テント状の施設には６８のベッドや人工呼吸器などが設置され、３１日から運用を開始するということです。

また、アメリカ海軍の病院船「コンフォート」も３０日、ニューヨークの港に到着しました。コンフォートは最大で１０００人の患者を収容可能で、新型コロナウイルスの患者以外のケガ人や病人を受け入れます。

ニューヨークでは感染者数が６万６０００人を超え、「医療崩壊」を防ぐための必死の作業が続いています。