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49の国と地域全土「渡航中止勧告」外務省

2020年3月31日 11:57
49の国と地域全土「渡航中止勧告」外務省

外務省は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け渡航中止を勧告する地域について、アメリカや中国、韓国などの全土に大幅に拡大しました。

茂木外相「よほどの事情がないかぎり、海外への渡航はやめていただくようお願い申し上げます」

今回の措置は海外から帰国した日本人の感染が相次いでいることなどを受けて行われたもので、アメリカやイギリス、中国、韓国など49の国や地域の全土について感染症危険情報を「レベル3」の渡航中止勧告に引き上げました。

これで世界のおよそ3分の1の国と地域がレベル3になりました。レベル3となった国は今後、入国拒否の対象地域に指定され、14日以内に滞在歴がある外国人は原則、日本に入国できなくなります。

日本人が帰国することは可能ですが、空港などでPCR検査を受ける必要があります。

また、外務省は全世界の感染症危険情報も不要不急の渡航自粛を求めるレベル2に引き上げました。今後、日本へ入国する人は、日本人を含め原則全員が14日間、自宅やホテルでの待機を要請されることになります。