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染め直して長く着られる1着に 埼玉寄居町

2020年3月13日 16:42
染め直して長く着られる1着に 埼玉寄居町

色あせたり、しみができたりした洋服を染め直して、“もう一度着たい”と思える洋服に仕上げるサービス「SOMA Re:(ソマリ)」。新しい事業のアイデアを生んだのは、埼玉県寄居町のプロジェクト、レイヤーズフープ寄居です。

ジーンズ、シャツ、ワンピース、靴まで綿や麻などの自然由来の素材であればきれいに染まります。染め直した後、翌年の衣替えの季節まで預かってくれるクローゼットサービスも開始。もう一度心を弾ませる1着になって手元に戻って来ます。

プロジェクトメンバー河田夏樹さん「自分がもう着られないかも捨てるかもと思ったものが、また着られるじゃんって感動してもらえるのが一番大事かなって」

取り組んでいるのは、埼玉県寄居町で染色事業をしている「きぬのいえ」。

一度の染色で複数の色を染められる“オーロラ染め”という技法を用い、スカーフや小物雑貨を染色している会社です。新しい事業のアイデアを生んだのは、レイヤーズフープ寄居。広告制作のエキスパートや町内外の地域の役に立ちたい人たちが、町の事業者とともに課題を解決します。

きぬのいえ・吉田昌弘さん「染色の仕事も長年やっているとありきたりな(アイデアに)なってしまいがちなんですけど、(町の)外から来られた方の新しいアイデア、そういったものを融合させられる」

外の人から見た町の魅力。それを生かしたアイデアで、寄居町の染色事業を盛り上げます。

【the SOCIAL viewより】