８人の感染が新たに確認された北海道では、緊急事態宣言から２回目の週末となり、先週に引き続き人通りも少なくなっている。

北海道や札幌市によると、新たに感染が確認されたのは、滝川市や北見市それに札幌市に住む男女あわせて８人で、北海道内での感染者は９８人となった。このうち札幌市で感染した２人は、中央区にあるライブバーの客だったことがわかった。

これまで感染が確認されている５人もこのライブバーで感染したとみられ、札幌市は集団感染の可能性もあるとみて調べている。

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７日午前の札幌市中心部は、先週末に比べると、知事による外出自粛の内容は緩和されたが、普段はにぎわう場所の人通りはまばら。７日、合格発表だった北海道大学にも受験生はまばら…。感染拡大を防ぐため、ホームページ上のみでの合格発表としたためだ。

合格者の父親「情勢的には仕方のないことかなと思うけど、やっぱり胴上げとか風物詩なので」

年間５００万人もの観光客が訪れる函館朝市も、外出自粛と観光客の減少により閑散としていた。

函館朝市／栄屋・竹原司さん「ほとんど（客が）全然いない状況ですね。きょうは１０人くらい」

政府からのマスク配布先となっている北見市。６日は大雪のため延期となった配達が再開された。１世帯あたり７枚の配布となっている。

北見市民「待ちに待ったマスク、そんな感じだね」

北海道の鈴木知事は、体調管理を徹底し、感染リスクを防ぐ行動への協力を呼びかけている。