東京高等検察庁の黒川検事長の定年延長について、弁護士や学者で構成される９団体が共同で会見を開き、定年延長の撤回と黒川検事長の辞任を求める声明を発表した。

海渡雄一弁護士「我々は司法の一翼を担う弁護士および学者の集団として、内閣に対して違法な定年延長を認めた閣議決定の撤回を求めたいと思います。また、黒川検事長に対して当初の定年のとおり退官すべきものであったとして、直ちに辞職することを求めたいと思います」

弁護士や学者で構成される９つの団体は、黒川検事長の定年延長に抗議する共同声明を発表した。会見の中で、海渡弁護士は、「定年延長は長年の法解釈を無視するもので、日本の検察行政を崩壊させる」と批判した。