２５日に死亡した北海道・函館市の高齢者が、新型コロナウイルスに感染していたことが分かった。北海道で新型コロナウイルスの感染者が死亡したのは、今回が初めて。

死亡したのは函館市に住む高齢者で、年代、性別は明らかにされていない。２５日、ウイルス性肺炎のため死亡した。

函館市によると、２４日に検査機関に検体を送っていたが、２６日になって新型コロナウイルスに感染していたことが判明した。

北海道で新型コロナウイルスの感染者が死亡したのは、今回が初めて。この高齢者を含め、北海道では２６日、新たに４人の感染が確認されたという。

一方、千葉県で新たに新型コロナウイルスへの感染が３人に確認された。このうち、２人はクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」を下船した乗客で、６０代と７０代の男性。２人とも検査の結果は「陰性」で下船し、その後、自宅待機していたが、感染が確認されたという。

もう１人は、クルーズ船に派遣されたＤＰＡＴ・災害派遣精神医療チームの５０代の医師だという。