新型コロナウイルスの感染が広がる中、都内では企業や商業施設などでも感染者が出ている。

大手保険会社、オリックス生命保険では２４日夜、東京・新宿区にあるオフィスで働く協力会社の社員が新型コロナウイルスに感染していることがわかった。このオフィスではおよそ８００人が働いていて、２５日は全員を自宅待機とし、オフィスや入居するビルのエレベーターなどの消毒を行ったという。２６日は濃厚接触者を除き出勤を認めているが、当面、出勤は最小限にとどめるという。

また、東京・品川区にある商業施設「ゲートシティ大崎」でも、２３日にテナントの従業員が新型コロナウイルスに感染していたことがわかった。感染者が働いていたテナントは２棟あるビルのうち「イーストタワー」で、すでに消毒などの対策を終え、ビルは２５日から通常営業しているという。