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日露北方領土交渉めぐり元外相らが熱い議論

2020年2月7日 4:40
日露北方領土交渉めぐり元外相らが熱い議論

7日の北方領土の日を前に、6日夜の深層NEWSでは、日露の北方領土交渉などをめぐり、岡田克也元外相と鈴木宗男参議院議員らが熱い議論を交わした。

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無所属・岡田克也元外相「2島のみで国境線を引くということになると、それなら先に延ばした方がまだマシだと思っています。(安倍首相とプーチン大統領は)一対一でずいぶん会談を重ねておられますけれども、具体的な交渉はないのではないか」

日本維新の会・鈴木宗男参院議員「元島民の一番の願いは、自由に島に行きたい。二つ目は、1島でも2島でもいいから返してもらえるのならば返してほしい。三つ目は、海を使わせてほしい。私はこの元島民が1人でも元気なうちに解決するのが、今生きる政治家の私は責任だと思っているんです」

また、ロシアの軍事に詳しい東京大学の小泉悠特任助教は、「北方領土という土地が欲しくて交渉をしているのではなく、日本の主権侵害を回復することが本丸だ」と指摘した。