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“英王室離脱”めぐり女王の判断を評価の声

2020年1月31日 5:05

「主要な王族」の地位から退くとの意向を表明していたイギリス王室のヘンリー王子夫妻が王室メンバーとしての称号を返上し、一切の公務から退くことになった件。30日夜の深層NEWSでは、王室を守るためにこの決定を下したエリザベス女王の判断を評価する意見が大勢を占めた。

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フリージャーナリスト・多賀幹子氏「女王の判断は、なかなか大人の判断ですし、かなりの懐の広さを感じさせるものでした。家族の一員であるということを押さえつつも、公務もやる、片方で自分たちの経済的活動をやって収入を得る、税金で公務もやる、そういう二股をかけてはいけませんということで、一生懸命公務を熱心にやっているアン王女とかチャールズ皇太子に失礼で、いいとこどりは許しませんと、一線をしっかり引きました」

イギリス人タレント・BJ Fox氏「ほとんどの人がエリザベス女王の判断が正しかったと思っています。仕方なく王室を守るためにやらざるを得ないことをやってくれたと、みんな思っています」

また、日本の皇室を長年取材している久能靖氏もエリザベス女王は孫であるヘンリー王子の希望をかなえてやりたかっただろうが、王室を守る意味から、上に立つ人間として決断したんだろうと指摘した。