２９日、新たに新型コロナウイルスの感染が確認された大阪市在住の４０代の女性について、中国・武漢市からのツアー客と国内の複数の観光地を訪れていたことが分かった。

厚労省結核感染症課・日下英司課長「観光地も何か所か寄っているんですけど、そこでは通訳の関係があるので（武漢市からのツアー客と）話はしている。歩きながら」

厚労省によると、感染が確認された４０代のツアーガイドの女性は、今月１２日から１７日ごろまで、武漢市からのツアー客の乗るバスにガイドとして同乗し、複数の観光地を訪ねていた。

また、昨日感染が確認された６０代のバス運転手の男性とも、ツアー中は同じテーブルで食事をしたり、バスでは後ろの席に座るなどしていたという。

女性は、大阪市在住で武漢市への渡航歴はなく、現在、入院しているが、容体は改善に向かっているという。