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昭恵夫人の招待者推薦どのようなルートで?

2020年1月28日 12:23
昭恵夫人の招待者推薦どのようなルートで?

国会では衆議院の予算委員会で、野党側が28日も「桜を見る会」の問題で安倍首相を追及している。

野党系会派(立国社)の小川淳也議員は、昭恵夫人による招待者の推薦がどのようなルートで行われたのか、ただした。

小川議員「昭恵夫人が例えば外で名刺交換をされる、その名刺は夫人付きの職員を通して直接、内閣府に行くんですか、あるいは事務所経由ですか」

安倍首相「名刺交換すれば必ず招待状が行くということはありません。妻の意見を参考として事務所の担当者に私の意見を伝えたところであります。夫人付け等の職員は一切携わっていないということでございます」

小川議員「ご夫人のお考えを総理が斟酌(しんしゃく)されたということだと思いますが、そこにもう公私混同批判は起きますからね。きちんと公私混同をするなと、区別しろと、きちんと言わなきゃいけないと思いますよ」

また、招待者の推薦について安倍首相は、これまで自身の事務所から相談されれば意見を言うこともあったと説明してきた。28日はさらに「私が把握した各界で活躍されている方々についても、推薦するよう意見を伝えた」と述べ、主体的に意見したケースもあったことを明らかにした。

さらに、小川議員は招待者名簿の電子データの廃棄記録、いわゆる「ログ」の開示を改めて求め、開示されなければ来週から始まる予定の来年度予算案の審議には応じない姿勢を強調した。