香川県の雑煮といえば、あんこ入りの餅を入れたあん餅雑煮が知られているが、高松市内のおもち屋では３０日、あん餅の製造がピークを迎え大忙し。

高松市片原町の老舗のもち屋、エビスヤ本店では開店前から急ピッチで正月用のお餅が作られていく。用意するのは普段の１００倍の１万個。香川県ではあん餅を白みそのお雑煮に入れる家庭が多く、あんこ入りと普通の餅が半分ずつ作られている。

予約販売はしていないため、午前９時の開店から行列ができ、訪れた客が早速できたての餅を買い求めていた。

香川の正月に欠かせない雑煮用のあん餅、この店では大みそかまで販売するが、用意した数が売り切れ次第終了になるという。