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貴源治インフル感染も…協会が取組をさせる

2019年12月23日 19:19
貴源治インフル感染も…協会が取組をさせる

日本相撲協会が力士のインフルエンザの感染を知りながら取組に参加させていたことがわかった。

23日、力士の暴力問題撲滅などのため開かれた日本相撲協会の「理事会」と「年寄総会」。その場で、新たにインフルエンザを巡る問題も判明した。

関係者によると、今月11日、佐賀市で行われた巡業の午前中、千賀ノ浦部屋の力士、貴源治が体調不良を訴え病院に行ったところ、インフルエンザA型に感染したことが判明。貴源治はすぐ協会に報告したが、取組が直前に迫っていたため参加させたという。

協会は、「対策が遅れた。間違いだった」と非を認め、再発防止に努めるとしている。