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「本当に住みやすい街大賞」1位はあの街

2019年12月13日 18:27
「本当に住みやすい街大賞」1位はあの街

12日、関東の1都3県の街の中から「本当に住みやすい街大賞」が発表された。1位に選ばれたのは、東京都心へのアクセスもよく、再開発も進むあの街だった。

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街の人に聞いてみた「あなたの街の魅力は何ですか?」。

神奈川・横浜市民「東京まで出なくても横浜ですぐ買い物できちゃうなと」

東京・三鷹市民「ちょっと行けば吉祥寺とか新宿とか開けているところにアクセスできる」

その一方で、こちらの女性は――

千葉・市原市民「住みやすいなってところですか、ちょっと…市原市広いんで…どうだろう(Q:出てこない)出てこない(Q:逆にこうしてほしい点は?)電車の本数を増やしてほしい」

こうした街に関する調査で多くの人になじみがあるのが、「住みたい街ランキング」。

今年のランキングのベスト3は1位:横浜(JR東海道本線)、2位:恵比寿(JR山手線)、3位:吉祥寺(JR中央線)とおしゃれな街がランクインしている(SUUMO住みたい街ランキング2019関東版より)。

一方で、「理想」ではなく「生活する」という視点でとらえたランキングも。

12日、大手住宅ローン専門の会社「アルヒ」が発表したのは、「本当に住みやすい街大賞」。

教育環境や交通の利便性など5つの項目を評価して選んだもの。ランキングのベスト5はこちら。

5位は、東京の「入谷」(東京メトロ日比谷線)、4位には千葉県の「柏の葉キャンパス」(首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス)がランクイン。そして3位は横浜市の「たまプラーザ」(東急田園都市線)。駅直結の商業施設の誕生など、開発が進んでいる点や、緑豊かな美しい街並みが広がるなど、住環境が評価された。

続いて2位は東京・北区の「赤羽」(JR埼京線)。湘南新宿ラインや京浜東北線など複数の路線が利用できることや、子育てファミリー層を支援する街づくりを積極的に進めている点などが評価されている。

そして、注目の1位は埼玉県内にある街。「本当に住みやすい街ランキング」の1位は埼玉県の「川口」(JR京浜東北線)となった。

その理由について担当者は――

アルヒマーケティング本部・石橋薫副本部長「駅前に公園が点在しておりまして、ファミリー層が楽しめる環境が整っていることが1つ。交通の利便性がありまして、新宿駅が25分、池袋20分など」

都心へのアクセスのよさも。

地元の人は――

埼玉・川口市民「すごい住みやすいです」「住みやすいと思います」

「住みやすい」との声が。その理由については――

川口市民「京浜東北線が通っているので、東京に出るにも便利ですし」「都内に出やすくて、都内よりたぶん家賃とかの相場も抑えめで」

都内に近いわりには家賃も抑えめだという声も。さらに…

川口市民「公園も点々とあるし子どもと暮らすには便利な場所」「子どもを遊ばせるところが多いので」「子育て支援センターが駅近くにあったりとか、スーパーもたくさんあるので買い物もしやすい」

子育てする環境も整っているという。

また、駅前の商店街では再開発が進み、4年後には複合タワーマンションが完成予定で、担当者はさらなる街の発展が期待できるとしている。