子どもたちが嫌がる学校のトイレ掃除に楽しく取り組んでもらうためのゲームが開発された。

小林製薬が大阪大学などと共同で開発したのは、小学生向けのトイレ掃除ゲーム「トイレモンスターズ」。

トイレについた汚れをモンスターにみたて、１５分間のＢＧＭが流れる間にモンスターを退治するという内容で、おしっこ汚れの「アンモニー」や便器の縁に潜む「アカシノビ」などのモンスターに、ブラシや洗剤を武器として使って子どもたちが立ち向かう。

汚れを放ったままにするとモンスターが進化して倒しにくくなるなど、子どもたちが自発的に掃除に取り組めるようにと工夫を凝らしている。

小林製薬などは、このゲームを含むトイレ掃除のプログラムを無償提供する方針で、小学校に実際に出向いてワークショップや教員への説明会も行うという。今年度中に大阪府内５～６校の小学校に導入予定で、来年度には全国に広げたいとしている。

※画像は小林製薬提供。
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