和食文化を継承!味噌汁で“タピる”!?
11月24日は「いい日本食」の語呂合わせから、和食の日。和食の魅力を若者にも再認識してもらおうというイベントが行われている。今年流行したあの食材を使った和食も登場した。
農水省と企業など10団体が和食の魅力を伝えようと官民共同で初めて開催したイベントで無料配布されたのは、東京家政学院大学の学生が考案した「タピオカお味噌汁」。
ブームになったタピオカを味噌汁に入れることで、若者にも和食に興味を持ってもらえるのではないかと考えたという。試食した人からは、「やばいかな?と思ったけど、合う」といった反応も。
「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されてから今年で6年。農水省によると、海外にある和食レストラン数は2015年からの2年間で3割増え、11万8000店舗になったということで、海外での和食の人気は定着しつつある。
一方、国内では、若者の和食離れが進んでいる。去年の調査では、「家庭内で和食料理や作法などを引き継いでいる人」が5割弱になり、和食文化の継承が危ぶまれている。
農水省食料産業局・和食室の小宮室長は、「若い人にカジュアルに和食を広めるきっかけにしたい」と話している。
この和食イベントは、全国のロフト10店舗で27日まで開催される。
(※この映像に音声はありません)