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旧日本海軍の空母「赤城」米調査チーム発見

2019年10月22日 6:29

沈没した軍艦などを捜索しているアメリカの調査チームは20日、太平洋戦争中に沈没した旧日本海軍の空母「赤城」を発見したと発表した。

映像に映っているのは、北太平洋の深さ5280メートルの海底に横たわる空母「赤城」の船体。調査チームが公開したもので、全長260メートルを超える巨大な船体や形状などから「赤城」だと確認したという。

「赤城」は、1942年のミッドウェー海戦でアメリカ軍によって撃沈され、その後の日本の戦況が悪化する転換点になったとされている。

発見したのは、マイクロソフトの共同創業者ポール・アレン氏の財団の調査チームで、18日にも同じ海域で空母「加賀」を発見したと発表していて、歴史的な戦いで撃沈された日本の空母が相次いで見つかったことになる。