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香港政府、負けを懸念し選挙延期の可能性か

2019年10月11日 5:24

デモ隊に警官が発砲するなど混乱が続く香港。香港民主派のリーダーの1人・周庭氏が10日夜の深層NEWSに電話出演し、来月予定されている選挙を、香港政府が緊急条令を使って延期する可能性があると指摘した。

民主派団体メンバー・周庭氏「(香港の親中派が)これからの選挙で負けるんじゃないかという心配があって、政府が(11月24日投開票の)選挙を延期させる可能性もある。負けるのが嫌だから自分の権力を乱用して選挙を延期させることこそ、民主主義を全く尊重していない行為だと思います。おかしいと思います」

立教大学・倉田徹教授「(選挙)延期を求める声が北京寄りの候補者から上がっているので、実際に延期を実現する布石かもしれないという気がします」

立教大学の倉田教授はまた、実際に選挙が延期された場合、香港の情勢はますます混沌となると指摘した。