「ポスト安倍」に意欲を示す自民党の岸田政調会長は記者団に対し、党内から出ている、安倍首相からの禅譲を狙っているとの見方を否定し、次の党の総裁選挙に立候補する考えを示した。

自民党・岸田政調会長「禅譲なんて言葉が使われるけど、それは制度上あり得ない話で、（首相を）目指す以上は総裁選挙に臨まなければいけない、戦わなければいけない。これは間違いないことだと思っています」

岸田氏はまた、「総裁選挙という制度がある以上、戦って勝つ必要がある」と述べ、党内から出ている、安倍首相からの禅譲を狙っているとの見方を否定し、次の党の総裁選挙に立候補し、勝利を目指す考えを示した。

一方、安倍首相が年内に衆議院の解散に踏み切るとの見方については、「大義とかメリットが思い当たらない」と述べ、否定的な考えを示した。