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ポンペオ長官「シリアで化学兵器使用」結論

2019年9月27日 15:32

アメリカのポンペオ国務長官は26日、内戦が続く中東・シリアで、アサド政権が5月に化学兵器を使用したと結論づけたことを明らかにした。

ポンペオ国務長官は26日、反体制派と戦うシリアのアサド政権が、これまで「無数の残虐行為を行ってきた」と強調。その上で、アサド政権が5月にシリア北西部でも化学兵器を使ったと結論づけたと明らかにした。

ポンペオ国務長官「この攻撃はアサド政権によるシリア・イドリブ県での暴力的行為の一環で、1000人以上の罪のないシリア人が殺されている」

トランプ政権はこれまで、化学兵器が使われたとしてシリアを2度、攻撃しているが、ポンペオ長官は今回の対応について「行動をとる前に話したくない」と述べるにとどめている。