１１日、第４次安倍再改造内閣が正式に発足した。今回の内閣改造について海外の反応。

中国外務省の報道官は１１日の会見で、防衛相に就任する河野前外相について、日中関係の改善と発展に尽力したと評価。新たに外相に就任する茂木氏については「新時代の日中関係の構築を共に推進させていくことを望む」と述べ、期待感を示した。

一方、韓国のＫＢＳテレビは、「韓国挑発の先頭に立ってきた河野前外相が防衛相になり、韓国との協力を主張した岩屋氏は内閣から外された」などと紹介し、日韓関係の改善は難しくなるとの見方を伝えた。

また、保守系大手紙の「中央日報」は「“憲法改正のサムライ”とも呼べるような、安倍首相側近の強硬派が自民党と内閣のポストを掌握した」と紹介。

聯合ニュースも「日本を“戦争可能国家”に変身させる憲法改正に拍車をかける意図が強く表れた」と憲法改正への懸念を示している。