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迫害問題“解決できるのはスー・チー氏”

2019年7月31日 5:20

90万人以上が国を追われ、今世紀最大の人道問題と言われるミャンマーのイスラム教徒「ロヒンギャ」への迫害問題。30日夜の「深層NEWS」に出演した当事者らは、この問題を解決できるのはミャンマー国家顧問の立場にいるアウン・サン・スー・チー氏しかいないと訴えた。

上智大学・根本敬教授「(ミャンマーの)世論が必ずしもこの問題ではアウン・サン・スー・チー氏を支持していない。逆に(ミャンマー)軍の迫害姿勢を支持している人の方が多い」「軍を時間をかけて説得する。それしか、今のところ方法はない」

近野キャスター「軍と世論とロヒンギャの間で様々な矛盾を抱えながら対応している?」

上智大学・根本敬教授「そうですね」

近野キャスター「アウンティンさんからはどう見えますか?スー・チーさんは」

在日ビルマロヒンギャ協会・アウンティン氏「今、アウン・サン・スー・チー氏しかリーダーはいないと思います」

在日ビルマロヒンギャ協会のアウンティンさんは、「ロヒンギャ」は独立するつもりはなく、ミャンマー国籍を持ち、安全と移動の自由を確保して、ロヒンギャを名乗ることを認めてほしいと訴えた。