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エボラ出血熱 WHOが緊急事態宣言

2019年7月18日 12:13

アフリカ中部のコンゴ民主共和国で流行しているエボラ出血熱について、WHO(=世界保健機関)が17日、感染が他の国に広がる危険があるとして緊急事態を宣言した。

コンゴ民主共和国では、去年8月以降、エボラ出血熱の流行による死者が1650人を超えている。また、先月には隣国のウガンダでも感染が確認されている。

こうした事態を受け、WHOは17日、緊急事態を宣言、感染拡大防止に向け、国際的な協力を訴えた。

今回の感染拡大は、2016年までに1万1000人以上が死亡した流行に次いで、史上2番目の規模となっている。