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日本の総人口で外国人住民割合が初の2%超

2019年7月10日 17:44

我が国の人口に占める外国人住民の割合が初めて2%を超えた。

今年1月1日時点で住民票に載っている人の数を集計した「住民基本台帳人口」を総務省が10日、発表した。外国人を含む総人口は前の年よりも0.21%少ない1億2744万3563人となった。

その中で、外国人住民は去年より約17万人(=6.79%)増え、266万7199人となった。外国人住民の割合は初めて2%を超え、2.09%となった。47都道府県のすべてで外国人住民が増え、トップは去年より15.42%増えた島根県だった。出雲市でブラジル系住民を中心に908人増えたのが主な要因。

東京・大阪・名古屋を中心とした三大都市圏の総人口が全国人口に占める割合は、去年の51.91%から52.09%にあがるなど、大都市圏への人口集中はおさまっていない。