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サバ缶70円、賞味期限切れ商品を売るワケ

2019年7月2日 12:54
サバ缶70円、賞味期限切れ商品を売るワケ

大阪のフードロス削減ショップでは、賞味期限切れ商品を販売。期限が切れても安全に食べられることを伝え、売り上げで、生活困窮者へ食品を送っています。

70円のサバ缶の賞味期限は、去年の12月。防災用の缶入りパンは60円で、賞味期限は去年の7月。でも、「あと3年から4年は大丈夫!」と書かれて売られています。こちらのキャンディーは18円!安さにお客さんが飛びつきます。

こうして購入者を増やし、賞味期限切れ食品の安全性を広めています。お店の商品は賞味期限が迫り、メーカーや卸問屋で廃棄予定になったものや、賞味期限切れになった企業の災害用備蓄品。中には寄贈もありますが、保存状態が良いものを買い取り、食品ごとに安全に食べられる期間を店で定めて販売しています。

4年前から安全に食べられる賞味期限切れ食品を生活が苦しい人に送っていましたが、活動を継続するために、今年4月、お店をオープンしました。

高津博司さん(NPO法人日本もったいない食品センター)「年間500万円くらいの支援費を使っていたので、赤字になってきまして、良いことと言っても継続できないと意味ないじゃないですか」


【the SOCIAL lifeより】