「コククジラ」を目撃 石川・かほく市沖
石川県かほく市の沖で、数の少ない貴重な種類の「コククジラ」とみられるクジラが目撃された。
13日の早朝、かほく市の沖合で撮影された映像では、体には白いまだら模様があり、時折、潮を吹いているのがわかる。
撮影した漁師「最初はその辺、岸から300メーターほど。釣りをしていて、10メートルほど先でがばっとあがってきた。ああいう大きい、ちょっと色の変わったクジラは初めて」
日本セトロジー研究会「体に白い模様があることや、背中の後半のところにコブがあったことなどから、コククジラという種類のクジラだと思います。数も非常に少ない貴重な種類ということもありますので、非常に珍しいことだと思います」
希少種のコククジラは5月ごろは、餌場となるロシア方面に向かって北上する時期だが、主に太平洋側を回遊するといい、日本海側にやってくるのは非常に珍しいという。
3月には、加賀市や福井県のあわら市でも目撃されたという。