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楽器が苦手でも大丈夫!「ゆる楽器」とは?

2019年4月25日 14:05
楽器が苦手でも大丈夫!「ゆる楽器」とは?

楽器ができなくても大丈夫、みんながゆるーく演奏できてしまうのが“ゆる楽器”です。

親子で弾いているのは、鍵盤ではなく、パソコンのキーボード。タイピングの要領で弾けるようになっています。楽譜に書かれているのは、アルファベット。キーボードの文字列に、1音ずつ割り当てられていて、楽譜が読めなくても、“きらきら星”が弾けました。

体験者「パソコンの方が、手に、もうなじみがあるので、その感覚で弾けるならおもしろいだろうなと思いました」

こちらは腕を動かして、ポーズを取るだけで、ギター音が鳴る「ポーズギター」。腕に取り付けたバンドが動きを感知し、音をのばしたり短く切ったり自由自在。コードをおさえる難しさをなくしました。

小さなサックスの形の楽器。指でおさえる必要がなく、口でメロディーを歌うと、音が鳴ります。どんな曲も口ずさむだけで、サックスの音色に変わります。

ワイングラスの乾杯で奏でる「和音グラス」。かたちの異なるグラスに、線が描かれていて、その線まで水を入れるとそれぞれ違った音が鳴ります。グラスを乾杯することで、和音を奏でることができる楽器。乾杯して飲みながらみんなで楽しく演奏できます。楽器が一斉に集まると、「Stand by Me」を奏でることもできました。

これらは、“楽器は習得が難しい”と思っている人たちに、簡単に楽しく演奏できる喜びを知ってもらいたいと開発されました。

世界ゆるミュージック協会・澤田智洋代表「(ゆる楽器は)ライトなノリでいろんな人を誘い込める楽器。その結果、みんながやってみたら、『あれ?意外とできたよ』と小さい成功体験を積めてその先でもしかしたらいろんな人がミュージシャンになっていくかもしれない。そういう世界を目指せるといいなと思います」


【the SOCIAL viewより】