×

平成の30年間 人の悩みはどう変わったか

2019年2月20日 5:06
平成の30年間 人の悩みはどう変わったか

夫婦や家族に関する人の悩みが平成の30年間でどう変わったか。19日夜の深層NEWSでは、読売新聞の名物コーナー「人生案内」の回答者らが、理想的な家族のあり方がどう変わったかを議論した。

中央大学・山田昌弘教授「ここ30年、家族に関する幸せのデフォルト(型)というのがなくなってきた時代だと言っていいと思う。つまり、夫が仕事をして、妻が家事をして子供を育てれば、それで幸せというわけじゃないという相談が出てきている」

作家/俳優・内田春菊氏「平成になりたての時に独りで子供を産むところから始めているので。いまシングルとか、昔だったらイレギュラーだと思われている家族が3分の1は居ると聞いているので、もう少数派だという意識は私にはないですね」

「人生案内」の回答者でもある中央大学の山田教授は、現代は理想的な家族のモデルが分からなくなっているとした上で、何が幸せかは自分たちで作り出していくことが必要ではないかと指摘した。