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米中“覇権争い”中国と“妥協するのでは”

2019年2月14日 4:50

アメリカと中国による覇権争いの行方。13日夜の深層NEWSに出演した専門家2人は、トランプ大統領が中国と妥協する可能性が高いとの見通しで一致した。

東洋学園大学・朱建栄教授「トランプ大統領は2年後の(大統領選)再選を最優先して、中国とある意味で一種の目に見える形での妥協をしようとしている。しかし他のエスタブリッシュメント・保守層は中国をつぶしにかかろうとしている。そういう意味で中国はトランプ(大統領)とある程度の妥協をしたい。という意味ではトランプ大統領の再選を内心は期待しているのかもしれない」

笹川平和財団・小原凡司上席研究員「それは私も同意します。中国にとってトランプ大統領は救世主になるかもしれない」

笹川平和財団の小原凡司氏は、アメリカは中国からの世界秩序への挑戦を許さず対立は長引く見通しだが、トランプ大統領だけは自分のポイントになると思えば手のひらを返して中国と取引する可能性があると指摘した。