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自販機に本格“缶スープ”続々…なぜブーム

2019年2月13日 15:37
自販機に本格“缶スープ”続々…なぜブーム

いま、自販機に売られている飲料の種類にある変化が起こっています。いまどきの自販機は、コーンスープだけではないんです。小腹がすいたときにうれしい本格缶スープを伊藤世楽ちゃんが取材しました。

寒い朝に飲みたい!あったか~いスープ。実は、自動販売機で売られているスープなんです。そこには、とん汁にふかひれスープ?和洋中が勢ぞろい!イマドキの自販機スープはすごかったんです。

まずやってきたのは品川駅。この冬、新たに登場したオニオングラタン風スープ。気になる、お味は…

世楽ちゃん「とってもクリーミーなので、おなかにもたまりそうです。缶とは思えないくらい本格的な味がします」

“グラタン風”のヒミツは原材料にあります。ちゃんとチーズも使っているんです。レストランなどで味を研究、約1年かけて完成したこだわりの味です。

さらにこの冬登場したデミグラススープ。自販機で販売していますがどうなのでしょうか。中身を見てみると、食感を残した玉ねぎがたっぷり!濃厚な肉の風味が広がって、食事のおともにもなりそう。

洋風だけではありません。和風はとん汁!あけてみると何かが出てきました。その正体は、こんにゃくやジャガイモなどの野菜。豚肉の味を凝縮したオイルを使うことでコクを出しています。

そしてダメ押しは、自販機で“ふかひれ”スープ!さすがにふかひれそのものは入っていませんが、ふかひれの粉末を使い、ごま油の風味がいいアクセントになっています。

でもなぜこんなに自販機でスープが増えているのか?担当者に聞いてみると…

JR東日本ウォータービジネス・小室塁さん「スープ飲料の売れている時間帯を分析したところ、16時~17時、あとは22時~23時と、ちょっとおなかがすいてしまう時間帯に売上が伸びていた」

移動中、手軽に小腹を満たせる自販機のスープ需要があることから、駅ではラインナップを強化しているそうです。

スープブームは渋谷の街中にもありました。あの缶コーヒーブランド“BOSS”からスープが登場!自販機でめずらしい、コンソメスープを体験です。

世楽ちゃん「あっビーフの味がとても強いです。スパイシーで後味がとってもいいです」

このコンソメスープ、意外な反響があったといいます。

サントリー食品インターナショナル・若杉はるなさん「この缶スープをそのままお鍋に入れて、野菜を煮込んで、コンソメスープにしましたという方も中にはいらっしゃいます」

自販機のスープで超時短レシピ!鍋に中身を移したら、好きな野菜を入れて煮込むだけ。安くてお手軽!忙しい朝にもピッタリ。自販機の本格スープ、ますます広がりを見せそうです。


【お問い合わせ情報】

■ダイドードリンコ
【電話】0120-559-552
【紹介した商品】濃厚デリ オニオングラタン風スープ 130円(税込み)

■ポッカサッポロフード&ビバレッジ
【電話】0120-885547
【紹介した商品】じっくりコトコト 濃厚デミグラススープ 170円(税込み)

■伊藤園
【電話】0800-100-1100
【紹介した商品】とん汁 140円(税込み)

■JR東日本ウォータービジネス
【電話】0120-948-167
【紹介した商品】ふかひれスープ 140円(税込み)

■サントリー
【電話】0120-139-320
【紹介した商品】ビストロBOSS スパイシーコンソメスープ 130円(税込み)